Mitz_Unityのブログ

より良い開発者を目指して

JapanVR Fest 2018銀座 で出展した話 /合宿の話

皆様こんにちは、Mark-onのみっつです。

先日の1/13(土)に、銀座フェニックスプラザにて開催された「JapanVR Fest 2018銀座」にて、「Mark-on」として初めての出展を行いました。

※少し時間が経ってしまいましたが……

 

弊グループ代表の@JackMasakiが詳しく記載しております。

jackmasaki.hatenablog.com

 

さて、ではこのブログでは何を書くのか……といいますと、折角なので、どんな環境で開発していったのか? ということを少しだけ綴っておこうかと思います。

 

 

記載の通り、Unityを触りはじめて間もない我々を、埼玉県某所の部屋に閉じ込めて1週間瓶詰めみたいな状態で開発しました。

上記の記事を見ていただければと思いますが、今回作成した「CVR」のゲーム内で、私実装した箇所は以下の通りです。

・敵キャラクターが出現する、霧パーティクルの作成

・魔法使いの実装(魔法エフェクトパーティクル、移動、攻撃):移動はNavMeshを使用

ワイバーンの実装(移動各種、タル爆弾投下処理):爆発エフェクトはStandard Assetsを使用

とまぁ、そこまで難しい部分ではないのですが。

 

直前に作ったゲームのコーディングが役に立ちました。

 

今見ると、どう見たって黒豆には見えないのですが……

それはおいておきまして、このゲームは「マウスで箸を移動し、クリックではさむ」 という挙動をしております。

黒豆オブジェクトがつまんだ時(すなわち箸に触れたとき)に、parentを箸オブジェクトに設定してisKinematicをfalseに設定しています。(画像2枚目)

こうすることで、箸をつまんでいる間(クリック中)は黒豆には重力が働かず、離したときにisKinematicをtrueにしてあげることで再度豆の重力が働きます。

 

さて、ワイバーンの話に戻ります。

ワイバーンの挙動は至ってシンプルで、外部からこちら側(城門)に向かって直進し、一定距離に到達したときに爆弾を投下して城門にダメージを与えます。

ワイバーンが移動している間は樽オブジェクトを子に設定し、停止してから親子関係を解除して且つ、重力を有効にして落下させます。

落下した樽は何かに触れた段階で爆発します(OnCollisionEnterで呼んでます)。

 

何が言いたいかというと、開発した経験は、次の開発に必ず役に立つんだな、ということです。

こんな直近で役に立つことは稀だとは思いますが、どんどん経験積んでいこう!って思ったエピソードでした。

 

それで、この『開発合宿』では、また別のことをやっておりました。

それはソードアート・オンライン」1期/2期 全48話 + 劇場版の視聴です。

www.amazon.co.jp

 

じゃっくまさき「VR技術に今後関わっていくのであれば、必ず視聴しておけ」

そう言われ、僕たちはご飯を食べる時間にこれを見ておりました。

期間が1週間なので1日7話のペースで視聴し、開発を含めて就寝時間が深夜3時とかザラでした。

始めはそこまで興味はなかったのですが(ごめんなさい)、見ていくうちにじゃっくさんの言葉の意味が良く分かりました。私はこの作品の印象を大きく誤っておりました。謹んでお詫び申し上げます。

ここで長々と私なりの作品レビューを書きたいぐらい感化されたのですが、少し趣旨がズレてしまうので割愛します。

為念で、この作品を見たことがない方向けに簡単に説明します。

 

―時は2022年。バーチャル世界へのフルダイブ用マシン「ナーヴギア」を使ったVRMMORPG「ソードアート・オンライン」の正式サービスが開始されます。

ヘビーなネットゲーマーのキリトは、このゲームのベータテストプレイヤーの1人でした。

初心者プレイヤーのクラインにレクチャーを頼まれ渋々教えながらゲームを楽しんでいた彼らですが、ログアウトすることができないことに気づきます。

そしてゲーム内で、ナーヴギア開発者茅場晶彦(かやば あきひこ)がプレイヤー1万人の前に現れ、ゲームをクリアしない限り現実世界に戻ることができないということ、ベータテストと違い体力が尽きると現実世界の肉体も死に至るということが告げられます。

クリアするためには、この空中都市アインクラッドの第100層まで到達する必要があると言われます。ベータテストでも1カ月で10層に至らなかった難易度なのに100層とは……

キリトは元の世界に戻るために、多くの人々と出会いながら生き残りクリアすることを決意します。

 

現代のVRデバイスと異なる点として、脳波の情報を完全に身体からシャットアウトし、ナーヴギア本体に入力します(いわば夢を見ている状態?)。現実世界がどうなっているか、フルダイブ中の彼らは知る術がありません。

そうなると人ってどうなるんでしょうね? 作品を見ていただければ、それを考えるヒントになるかもしれません……

前半から後半まで、今後のVR世界への関わり方、それを使った現代へ想定される活用方法の提案と、多くを考えさせられる内容でした。

 

というわけで、見たことのない方は是非見てみてください。

 

……ちょっと脱線しましたが今回はここまで。

今後とも、「CVR」をはじめ「Mark-on」をよろしくお願い致します。

 

以上